我々歯科医がおもに治療する分野は顔の中でもいちばん動作の大きい口元です。
その口元は顔の中でも1/3を占める大きな審美的要素をもっています。
審美歯科とはバランスのとれた口元と歯の関係だと思います。
もちろん1本,2本の歯の形と色調をそろえるだけで素敵な笑顔を取りもどすこともできます。
つねに審美性を高めるために意識しているところは、前歯の位置(正中線、左右対称)、
スマイルライン、適切な歯の長さ(形態)、歯肉レベル(連続性)、機能的なかみ合わせ等です。
これらひとつでも損なうとまったくちがった感じを受けます。
通常、歯並びが悪い場合には歯列矯正をして治しますが、2〜3年の期間が必要なため患者様には大きな負担となります。
軽度の不揃いであれば、矯正治療をしなくても治療が可能なセラミックによる歯の修復法があります。
当院では患者さまの要望と照らし合わせ、より高い審美を追及するために、
ホワイトニング・審美歯周外科を併用しています。 |